「ファン化」すると売上が【下がる】原因と「真のファン化」に関する方法論について。

 

コンテンツビジネスに関する

情報発信者の主張を眺めていると、

「とにかくファン化が大事なんです!」

と皆が口を揃えて言っているが…。

 

スマン。悲しいお知らせだ。

ファン化すると、売上は下がる。

 

本日は

ファン化で売上が下がってしまう理由と、

【真のファン化】に関しての方法論を

お話ししていこうと思う。

 

「自分にはファンがいるはずなのに、

なぜか思うように売上が立たない…」

そう感じている人には特に

役立ててもらえるはずだ。

絶対に混同してはいけないのですよ。ファンビジネスとコンテンツビジネスを。

ビジネス系の情報発信者の多くは

こんなことを言っている。

 

「アーティストからファン化戦略を学べ!」

 

うむ。

間違いではない。

決して間違ってはいないのだが…。

 

ちょっと冷静に考えてみよう。

 

あなたが好きなアーティストが

仮にコンテンツビジネスを始めて、

「メジャーデビューし月収100万稼ぐ方法」

を20万で販売開始したとします。

 

アナタそれ買いますか???

 

実を言うと私は「あいみょん」が好きですが

あいみょんがそんなコンテンツ売り始めたら

100年の恋も一瞬で冷めますね。

 

ライヴ会場のグッズ売場に5時間並んで

なんとか手に入れた限定グッズでさえ

その日のうちに焼却炉行きです。

 

お分かりですか?

 

アーティストのファン化戦略と、

ビジネスパーソンのファン化戦略って

実は【異なる】のですよ。

 

おっとここで1つ注意を。

完全に異なるワケではありません。

 

確かにアーティストのファン化戦略を活かし、

売上を伸ばすことは可能です。

 

可能なのですが、その土台には

ビジネスパーソンのファン化戦略

が必要不可欠なのですよ。

 

この土台作りを完全に無視し

アーティストのファン化戦略のみで

コンテンツビジネスとかやっちゃったら

間違いなく売上は立たないでしょうね。

 

さて、それは何故?

アーティストのファン化戦略を見てみよう

結論から言うと、

アーティストのファン化戦略とは

【感情的な価値】を最大限高めることを

目的としています。

 

…要するに

「好き好き好き好き!だーーい好き!」

と熱狂するファンを増やすことが

第一義なのですよ。

 

で、ここからが大事。

 

感情的に熱狂したファンは、

感情を満たせる商品になら

いくらでもお金を払うが、

機能的価値を満たす商品には

興味を示さないのですね。

 

感情を満たせる商品ってつまり

グッズとか握手会とか、

所属事務所が熱心に販促してるものの事。

 

それはそれは爆発的に売れるでしょう。

 

※YouTuberのヒカルさんが

扱ってる衣服や化粧水などが

信じられないほど売れる理由の1つです。

 

個人ビジネスを頑張ってる人の中には

「懇親会を開くと申し込まれるんだけど

コンテンツを売るとあまり売れない…」

という状況にある人が割といるのですが。

 

その理由はもう分かりますよね。

 

懇親会については

「好きだから、会ってみたい!」

という感情的なモチベーションによって

申し込みされているのですよ。

 

もちろんそれは悪いことじゃないっすよ。

いやむしろ、好意を持たれること自体は

超重要なんですけど。

 

私が言いたいのは、

 

「好意のみ」を持たれることは

ビジネスにおけるファン化戦略としては

【不十分】であるという事。

 

では一体どんな要素を満たせば、

ビジネスが上手くいくようになるんでしょう?

コンテンツビジネスの真髄とは何か

コンテンツビジネスにおいて

「あなたが好きだから5万の商品買います!」

とは絶対になりません。

 

コンテンツビジネスにおける

「商品(コンテンツ)」とは

感情的な価値のみを満たすものでは

ないからです。

 

=====注釈=====

「あなたが好きだから

コンテンツを買いました!」

というクライアントが現れる可能性は有る。

が、5万10万のコンテンツであれば

そのような動機で買われる可能性は低い。

(数千円程度であればって感じかな)

=============

 

では、コンテンツビジネスにおける

「コンテンツ」の役割とは果たして何なのか?

 

もったいぶる必要もないので

答えを申し上げましょう。

 

クライアントの人生が【変容】するキッカケを

与えるものが「コンテンツ」です。

 

おっと、ちょいお待ちを。

まだページを閉じないでください!

 

意図して抽象的に話したので

一瞬で理解できなくても大丈夫です。

今から具体例をお話ししますので。

ファングッズで人生は変わるか?

アーティストのグッズを買って

人生が一変することは有り得るでしょうか?

 

「やばっ!あいみょんのパーカー買ったら

会社でいきなり出世して年収2000万!

急にモテだしてスピード婚、

超幸せな家庭を築けてしまったんだが?!」

 

なんてことにはならないのである。

 

そりゃあそう。

 

ファングッズは決して、

ファンの人生を【一変】させるために

売られてるわけじゃないのですから。

 

もちろんグッズを買うことで、

今以上に幸福感がプラスされたりと、

人生に彩りが与えられる事はありますよ。

 

しかしながら、

商品を買う前と買った後で

「全く違う人生」

へと変化することが起こるハズなく。

 

一方でコンテンツとは、

クライアントの人生を

「大きく変える」

という役割を担うのです。

【真のファン化】の正体

だからこそ我々ビジネスパーソンは

「この人は私の人生を変えてくれるかもしれない」

とクライアントに感じて頂く必要がある。

 

「この人が好き」という好意に加え

「この人になら…!」という【信頼】を

勝ち取ることこそ真のファン化なのだ。

 

よろしいでしょうか。

 

信用では事足りません。

信用の上位概念としての【信頼】こそ

真のファン化に重要なのです。

 

信頼:信じて頼られる

 

ハイ。その通り。

クライアントに「頼られる」状態を

勝ち取って初めて、

ビジネスにおける「ファン化」が成立します。

 

話をあいみょんに戻しましょう。

 

私はあいみょんの大ファンですが、

それはあくまで「好き」なのであり、

彼女を「頼っている」ワケではないのです。

 

まとめましょう。

 

「好意」と「信頼(頼られる事)」

この2つがファン化の要件です。

信頼される自分に成る

「あなたが好きです」

「あなたを信頼します」

この2つがクライアントの心を満たした時、

コンテンツビジネスは成功します。

 

それ即ち、

単に好意を持たれているだけでは

売上が伸びる事など有り得ないのです。

 

むしろ売上が下がる可能性すらあります。

(アーティストがいきなりコンテンツ販売したら?

の話を思い出してください)

 

さぁ、では最後に

「どうすれば信頼を勝ち取れるか?」

について言及いたしましょう。

信頼を勝ち取る要素
圧倒的な強気と自信、そして知性

コンテンツビジネスという文脈で

信頼を勝ち取るためには

「知性」が欠かせないのですよ。

 

考えてみてください。

 

「この人アホやな〜(笑)」

と感じる人から、

コンテンツを買う気が起きますか?

 

起きないでしょう。

 

コンテンツ販売できるのは、

ドラえもんの世界なら出木杉くん。

 

のび太がコンテンツ販売で

成功を収めるのは不可能なのです。

(但、射撃の上達法を体系的に

まとめられるならば話は別であることに

注意していただきたい。

体系的にまとめられるということは、

知性の表れの1つなのである)

 

【頼り甲斐のある自分へ成長する】

 

ビジネスの成功法則はこれが全てと言っても

過言ではないと私は思います。

知性がないとビジネスは成功しないのか?

「知性は必要ですよ」って話をすると

こんな質問を絶対に受けます。

 

「頭が悪いとコンテンツビジネスで成功するのは

無理だということでしょうか?」

 

Yes or Noの2択しか選べないのなら、

答えは「Yes.」

 

Yesなのですが、

決して「だから諦めましょう」って話ではなく。

 

知性はいつからでも会得できるので

今から磨き上げていけばいいのですよ。

 

きっとあなたは

「学びに投資すれば成功する!」

と、どこかで聞いたことがあるでしょう。

 

それってつまり

「知性を磨き上げろ。そして信頼を勝ち取れ」

ってことに他ならないんですね。

 

お金や時間を学びへ投じれない者が

クライアントの信頼を勝ち取ることなど

できるのでしょうか?

 

ハイ。そういうことです。

初心者は、知性をレンタルせよ!

最後に。

ここまでの話を別視点で捉えると

「十分な知性に到達していない初心者は

コンテンツビジネスを成功に導けない」

という結論を導けます。

 

これは都合の悪い事実です。

 

一定以上の知性を会得しないと

クライアントの人生を変えられるような

コンテンツは作れませんからね。

 

ハイ。

だからこそ「アフィリエイト」を

私は推奨しているのです。

 

アフィリエイトって

「販売者の知性をレンタルできる」

そんな仕組み。

 

要は

「ホラ見て!この人が作るコンテンツ、

めっちゃスゴイでしょ??

これを買って私と一緒に学びませんか?!」

とこんな具合にアフィリエイトすれば

ビジネスはサクッと成立。

 

自分自身に圧倒的な知性がなくとも、

アフィリエイト商品の販売者が知性的なら、

それをレンタルし商品紹介できるのです。

 

そうやってアフィリエイトしながらお金を稼ぎ

どんどん学びを深めていくことで

いつの間にか知性的な自分へと

レベルアップするんですね。

 

そこではじめて、

アフィリエイトというシステムに頼らずとも

クライアントの信頼を勝ち取れるようになり

「自分のコンテンツ」を売れるように

なっていくのです。

 

以上が、真のファン化の方法論。

 

ここまで読んだ人の一部は

「しちめんどくせえ」

と感じたことでしょう。

 

だがしかし、

日々の勉強という小さな積み重ねを

し続けた先にしか、

ビジネスの成功は無いのでね。

 

私を信じ学習を積み重ねるか、

信じずにラクな方法を模索するか、

それはあなた次第です。

 

Fin.

 

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